和歌山の那智勝浦のホテル浦島は、我が家の子供達全員一致で日本一お気に入りの温泉です。(いまのところ)
素晴らしい絶景と良質な温泉、広くて清潔なお部屋。
どれをとっても文句なしの素晴らしい旅館です。
大人はもちろん、我が家の子供達(4歳~11歳)全員も思いっきり楽しめる温泉です。
母ひとり子4人のドタバタ旅なので、画像が足りない分はお借りしています。
Contents
和歌山【ホテル浦島】旅のテーマは竜宮城
ホテル浦島の代名詞ともいえる露天風呂『忘帰洞』
この忘帰洞という名前の由来は、大正時代に来遊した紀州藩の徳川頼倫公が『帰るのを忘れさせるほど心地よい』と言ったからとか。
この竜宮城を彷彿とさせるエピソードの通り、旅の始まりは勝浦港で亀の船に乗るところから始まります。
実はこの日、車で訪れた私たち。
車の場合はホテルではなく、ホテルの手前にある専用駐車場へ車を停めることになります。
ここからはホテルのマイクロバスでホテルへ行くか、勝浦港までマイクロバスで送ってもらい観光船で行くかを選ぶことができます。
絶対に全員一致で観光船を選ぶと思ったのに、長女がまさかのマクロバス推し。
前日の車中泊で少し疲れてしまった様子。
あいにく小雨も降っていたので素直にマイクロバスでホテルまで向かうことにしました。
また、忘れ物があっても車まで取りに戻るのが大変なので、赤ちゃん連れの人は特に忘れ物に注意してくださいね。
和歌山【ホテル浦島】とにかく広い!広すぎる!
ホテル浦島はとにかく広いです。
上の画像がホテルの全貌。
上のほうに見える建物もすべてホテル浦島の館内です。
船やバスを降りてからフロントへ行くのも一苦労です。
ちなみに、車いすのレンタルもあるそうなので、足が悪い方は事前にホテル浦島へ連絡しておくといいかも。
とにかく広いので、フロントを出発点にして足元にはこんなガイドラインも。
こちらで子供たちの浴衣のサイズ合わせをしてレンタルしていきます。
私がチェックインをしている間にホテルの方が用意をしてくださっていました。
それぞれビニール袋に入れていただき、持ち運びの配慮もして頂きました。
今回宿泊させていただくお部屋は日昇館の8713号室です。
お部屋のカギは1部屋に2本。
女性陣、男性陣と別れて好きな時間にお風呂へ行けますから。
2本あれば、部屋の前で待ちぼうけすることも、もう上がって待ってるかもしれないと急ぐ必要もありません。
和歌山【ホテル浦島】 広い部屋からの眺めは絶景
さぁ、早速お部屋に入ってみましょう。
室内はとっても広々でした。
10畳の和室に海が見える広縁。
そして反対側には
2畳ほどの小さな小部屋。
こちらの小部屋へ荷物を全部まとめてしまったので、メインのお部屋をすっきり使うことができました。
お部屋には金庫と冷蔵庫も備わっていました。
冷蔵庫は中身は何も入っていないので、好きなものを入れることができます。
館内にローソンがあるのでビールやジュースを買いこんで冷やしました。
部屋には内風呂もありました。
ちょっと古そうな感じでしたが、ホテル浦島に来たなら部屋のお風呂に入っている場合ではありません。
トイレも古さを感じましたが特に不便なことはありません。
ウォシュレットもちゃんとついていました。
こちらは洗面台。
必要なアメニティはすべてそろっています。
パワーは弱いですが、部屋にドライヤーもあります。
ちなみにタオル類は部屋にも用意されていますが、各お風呂にも置いてありました。
返却ボックスがお風呂の入り口に用意されているので、手ぶらでいって手ぶらで帰ってくることが来ます。
そして肝心のお部屋からの眺めはというと。
この通り、太平洋が一望です。
上の画像の中央あたりの岩に小さく明かりが見えるのがわかりますか?
こちらが玄武洞という露天風呂です。
和歌山【ホテル浦島】最高すぎる露天風呂、忘帰洞
とってもラッキーなことに、私と娘たち以外誰もお客さんがいなかったので、忘帰洞の撮影をしてきました。
でもしっかり読者様に魅力をお伝えするから許してください。
では最高すぎるホテル浦島の忘帰洞をどうぞ。
まずは忘帰洞の入り口から。
入り口手前の天井を撮影しました。
何これ?!って感じですよね。
脱衣所へ入ってみます。
鍵付きのロッカーがあるので安心ですね。
もうすでに温泉の香りがしています。
ドライヤーや基礎化粧品など一通りのアメニティが用意されています。
なんとなく外の雰囲気伝わりますか?
ドアの外の様子が明らかに普通の温泉とは違います!
まさに洞窟の中の露天風呂です。
建築好きとしては構造がどうなっているのか気になって仕方がありません。
こんな感じでオープンに洗い場が並んでいます。
ベビーバスの用意はなかったように記憶しています。
気になる人はホテルに確認してくださいね。
色はほのかに乳白色。
お湯の肌あたりもとってもいいです。
もう海はすぐそこ!
最高ですよね。
まだまだありますよ。
左側を向くと、洞窟はさらに奥へとつながっています。
トンネルのような通路に洗い場が並んでいます。
通路を抜けるとまたまた絶景!
ホテル浦島の画像を検索すると、この三角の洞窟入り口の画像がたくさんヒットします。。
反対側を向くとこの通り。
先程の脱衣所へグルっと一周できるようになっています。
ホテル浦島ではこの忘帰洞を含め4つの温泉で湯めぐりができます。
(このほかに山上館宿泊者専用の温泉もあります。)
こんなスタンプラリーがあったりして、子供たちも楽しんでいました。
こちらが先ほどお部屋からチラッと見えた玄武洞です。
もちろん、玄武洞からも海が一望。
長女(11歳)はこちらのお風呂が一番お気に入りのようでした。
和歌山【ホテル浦島】バイキングではマグロショーで大興奮
さぁ、お風呂にゆっくり浸かったらお楽しみの夕食です。
(山上館に宿泊すると会席やハーフバイキングというものがあるようです。)
子連れだと部屋食でゆっくり、というよりもバイキングで好きなものだけ食べるというほうが楽だったりします。
ここからは母一人なので大忙しです。
レストラン会場からも海が一望で最高のロケーション。
お料理は品数がたくさんあり子供たちも私も大満足でした。
特にマグロの解体ショーに子供たちは大興奮でした。
板前さんがマグロの説明をしながら手際よく捌いていきます。
画像の中落ち部分ももちろん、いただけちゃいますよ。
6歳の次男はこの時のお話がとても興味深かったようで、家に帰ってもしばらくマグロの解体ショーの話をしていました。
子供椅子や子どもの食器も用意されています。
それから、これはいい!と個人的に思ったものが、浴衣の袖をおさえるためのゴムバンド。
これが自由に借りられるように置いてありました。
朝ごはんもこちらの会場で頂きました。
朝日がキラキラと海に反射して美しく、あわただしい朝食の時間がとても贅沢な時間になりました。
和歌山【ホテル浦島】は温泉だけじゃない!飲食店やショッピングも!
館内マップを見ての通り、とっても広いホテル浦島には温泉以外の場所も充実しています。
写真を撮るのを忘れてしまったので公式HPより画像をお借りしました。
素泊まりでもOK!飲食店が本格的
忘帰洞へ行く途中に3件並んでいる食事処。
温泉旅館のなかにこんなに本格的な飲食店があるなんて珍しいです。
今回は大人が私一人だったので行きませんでしたが、お酒を頂いた後に〆のラーメンなんてのもいいですね。
素泊まりの方もご飯に悩むことがなさそう。
先ほども書きましたが、ローソンもあるので朝ご飯はコンビニで手軽に、というのもアリですよね。
子供も大人も大興奮!ゲームコーナーも広すぎ!
ロビーからの長い廊下の一角がとてつもなく広いゲームコーナーになっています。
我が家の子供たちは温泉旅館のゲームコーナーが大好きです。
大人にとっても、なんだか懐かしい昭和の香りのするゲームばかりでほっこりしてしまいます。
そのほかに昔ながらのコンテナ式カラオケボックスもありましたよ!
(本格的なカラオケボックスやカラオケバーもあるようです。)
お土産を買うならホテルでOK!ショッピングも充実
お土産屋さんや民芸品屋さんもずらりと軒を構えています。
ローソンの中にも食べ物を中心としたお土産がたくさん売っていました。
帰りにどこでお土産を買おうかしらと心配することなく、ホテル時間を満喫できます。
コインランドリーやATMも完備
我が家のように家族が多いと旅先のコインランドリーってとっても助かります。
また、今回の私たちのように長期の周遊旅行の途中で立ち寄るなんてときにも大助かりですね。
ローソンの中にATMがあるのも何かと安心です。
和歌山【ホテル浦島】の周りには観光できるところがいっぱい!
ホテル浦島の周りには観光スポットもたくさんあります。
いくつかご紹介しますね。
熊野那智大社【ホテル浦島から車で25分】
那智の滝と共に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている聖地。
ひたすら階段が続く苦行の連続。
と思ったら、上のほうにも駐車場がありました。
ここからパンフレットでよく見る那智の滝の風景を眺めることができます。
那智の滝【ホテル浦島から車で20分】
熊野那智大社の別宮、飛瀧神社の御神体と知られる那智の滝。
神盃を100円で購入し、延命長寿の水を頂くことができます。
太地町立くじらの博物館【ホテル浦島から車で15分】
世界的に物議を醸したイルカの追い込み漁で有名な太地町。
古式捕鯨の誕生の地であり、400年の捕鯨の歴史があるとか。
全国でも珍しいくじらのショーを見ることができます。
橋杭岩【ホテル浦島から車で35分】
『はしぐいいわ』と読むそうです。
串本海中公園へ行く途中であまりにもきれいな景色だったのでふと立ち寄った場所。
道の駅が隣接しているのでトイレ休憩にも良さそうです。
串本海中公園【ホテル浦島から車で50分】
実はあまり期待せずに入った串本海中公園。
中に入ってみると見どころが多くとても楽しめました。
特に海中展望塔では、たくさんの魚のリアルな様子を見ることができ、子供たちは大はしゃぎでした。
公園、とありますが遊具などがある公園ではなく水族館のイメージです。
和歌山【ホテル浦島】のまとめ
子供たちにとっても私にとっても大満足な滞在ができました。
ちなみに、帰りこそは亀さんの観光船に乗ろうと思っていましたが、帰りは勝浦港から専用駐車場への送迎は無しとのこと。
荷物が大量だったので、あきらめてマイクロバスで帰りました。
ホテル浦島の情報を少しまとめてみます。
ホテル浦島詳細データ
場所
和歌山県那智勝浦町勝浦1165-2
(地図)
電話番号
0735-52-1011
アクセス
電車の場合
JR紀伊勝浦駅より徒歩約6分の勝浦港より観光船(無料)で5分
車の場合
専用駐車場よりマイクロバスで約10分(観光船も可)
駐車場は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町天満441-16
子供連れおすすめ度