今回、タンザニアへ行って、わたくし人生初めて「時差ぼけ」というものを経験しました。
今まで行った国の中で一番遠い国でもあるのですが、メキシコのカンクンや、モルディブへ行った時にも時差ぼけなんて、感じませんでした。
が、今回はタンザニアへ着いて数日たっても朝の2時ころに目覚めてしまうし
日本へ帰国してからはいつも寝る時間になっても全然寝られない!
タンザニアと日本の時差は6時間。
ハワイの場合は19時間!
ハワイなんて、深夜便に乗ればその日の午前中にはハワイに着くのでそのままホテルに荷物を置いて遊びに行けるのに!
こんな事初めてだったので、どうしてかしらと考えてみました。
Contents
時差ぼけ対策するなら機内食は遠慮すべき?
0時台の便でも機内食はしっかり出る
今回、タンザニアへは深夜0時1分の飛行機に乗って、約12時間のフライト。
現地時間の翌朝6時にドーハに到着。
乗り継ぎ時間2時間45分を空港でプラプラ過ごした後、8時45分の便で今度は6時間のフライト。
現地時間で14時45分にキリマンジャロ空港に到着という、タイトな割にハードなスケジュールでした。
0時台の便ということで、子供たちはいつもよりうんと夜更かしに。
これから旅行に行くという興奮と、機内の映画やゲームなどのエンターテイメントに夢中でなかなか眠りにつくことができませんでした。
そんなこんなしているうちに飛行機は水平飛行になり機内食の時間。
日本時間でいうと夜中の1時半ごろでしょうか。
あわよくば、小さい子たちは離陸前に寝てしまうかも?と、空港に行く道中、夕食は食べてきたので全然お腹は空いていないはず。
それでも出されてしまうと食べずにはいられない。
私も初めてのアフリカ訪問(念願の!)に対する興奮と、子供達(+マイペースな主人)を連れているという責任感のため全然眠れる気配もなく。
ビールを2本いただきながらひたすら映画鑑賞。(全然内容が頭に入らない・・・泣)
アニメ映画を1本見たところで子供たちがパラパラと就寝し始めた様子。
なんせ12時間のフライトなので、日本時間にするとすでに朝方ですけど、機内で7時間くらい寝てもらえば安心かな・・・という計算通り。
(我ながらあっぱれ・・・というより単純明快な子供たちに感謝!)
着陸前にも〆の機内食アリ
ドーハへ到着前に機内食の朝ご飯を食べて、ようやく1本目のフライト終了。
お決まりのドーハ空港の黄色い熊。さんざんネットで見てきたので実物を見たときは感動してしまった!
トランジットは2時間45分。
ドーハ空港はうわさ通りとても広い空港なので、
- 次のフライトの搭乗ゲートを聞くためにインフォメーションカウンターに並ぶ
- ゲートへ向かうために電車に乗る
- 売店で飲み物を買う
これだけであっという間に搭乗時間に。
ドーハ空港はとてもきれいで内装もゴージャス。さすが中東のハブ空港。
短時間の乗り継ぎ後、すぐにまた機内食
で、2本目の便に乗って1時間半ほどたったらまたまた朝ご飯。
悲しきかな、貧乏性。
私だけでなく子供たちまで!
1本目のフライトで、いつもだったら完全に寝ている時間にさんざん飲んだり食べたりしておなかいっぱいなのに。
機内食のチャイルドミールあるある?!
栄養バランスお構いなしの『THE・糖質弁当!』
パンにクッキーにチョコレートにココアまで。
ここぞとばかりにデザート(のつもり?)ばかり食べていました。
(食べきれないおやつはお持ち帰りして旅行中のおやつに♡)
ひたすら食べ過ぎて体内時間崩壊?!
このあたりになると体内時計が「あれ?どした?いつもとちがくない??」とちょっと不穏な雰囲気。
そんなハテナを無視して、しばらくするとまた機内食!
映画を見ながらしばし、うたたね。(もちろん私は眠れず)
まさに、食っちゃ寝の旅!
深夜の機内食を食べた時点であれ?ってなっているのに。
まともに朝日を浴びないまま朝ごはんの2連ちゃん&まったく体力を使ていないところに、わけのわからない時間のお昼ご飯。
もはや朝なのか昼なのか、寝たのか寝れてないのかもうよくわからない。泣
この旅で、体内時間を正確に保つことの大切さがよーーーくわかりました。(白目)
時差ぼけ対策の敵は時差や長時間のフライトだけではない?!
普段、とても規則正しい生活をしているだけに、ちょとずつちょっとずつ体内時計が狂っていく様を身をもって体感しました。
家族全員、時差ぼけを体験したのは初めてだったのですが、これって、裏を返せば今までの旅では時差ぼけにならなかったってこと。
つまり、飛行機に長時間乗っても体内時計が狂うことがなかったってこと。
これまでの旅行中は子供たちも私たち夫婦も元気いっぱい。
今回のタンザニアと今までの海外旅行で何が違ったのか?と考えると時差ぼけ対策のヒントが見つかるかも?
寝る暇もないほど食べてばかり
子供連れなので、基本的に深夜便を好んで選ぶようにしています。
夜出発して、到着したら午前中というパターンが多いです。
今回は、緊張して寝られないというのを除いても、とにかく機内食のために起こされる。
また、トランジットが短かったので1本目の着陸前の機内食と、2本目の離陸後の機内食の間隔が短かったです。
腹時計と胃袋具合がまったくミスマッチな感じ。
体内時計がしっかりしていれば、しかるべき時間になったら自然とお腹がすくものですよね。
それを無視してひたすら食べまくったフライトでした。
時間の経過がわかりにくい
フライト(移動距離)が長いことによって太陽を浴びる時間が極端に少なかったです。
目が覚めている時間と、明るい時間がこちらもミスマッチ。
今が朝なのか夜なのか、時間の経過がわからなくなりました。
時差ぼけ対策には普段から規則正しい生活を送る事が一番大事
到着後すぐにアクティブに遊びまわっても体調が悪くなることが一度もなかったのって、結構優秀なんじゃないかしら。
(あ、ザンジバルのスパイス市場で主人が謎のスパイスを試食して具合が悪くなったことあったな・・・)
そう考えると、やっぱり普段から規則正しい生活を心がけるってとても大切だなと思うんです。
毎日、同じ時間に起きて、朝日を浴びて、ごはんをきちんと食べて、きちんと睡眠をとる。
当たり前のことなんですけどね。
少々熱が出たり、おなかが痛くても、自分のことだったら「まぁこれくらいなら我慢できるかな」と思えるけれど、子供のこととなると心配ですもの。
病院行ったほうがいいのか?
下痢してるけど、下痢止め飲ませちゃって大丈夫かな?
親である自分が判断しなくてはいけないし、子供って急にすごーく体調が悪くなったり、次の日はケロッとしていたり予測不能。
毎日積み重ねていれば、旅行中、今回の私たちのようにちょっと体内時計が狂ってしまったとしても、すぐに挽回できるはず。
実際、子供たちもアフリカ旅行中、睡眠の質が少し下がったけれど大きく体調を壊すことはありませんでした。
時差ぼけ対策には朝日を浴びることも大切
それからもうひとつ。
朝日をきちんと浴びるっていうのも大事なんじゃないかなと今回のロングフライトで感じました。
きちんと浴びるっていうのは、なるべく体内時計に沿った自然な時間に浴びるということ。
体内時間は朝日でリセットされるんですって。
長距離の深夜便だったのでいつもよりも長い時間「夜」だったから、なかなか一日がリセットされず体も脳も疲れちゃったんじゃないのかしら。
子連れ海外旅行が決まったらすぐやるべき時差ぼけ対策【まとめ】
毎日の規則正しい生活に朝日もプラスして、あとは当日の体調を整えておくこと。
結局、体調の管理って、これしかないんだと思うんです。
こんなに長々と、「当たり前のこと」を書いてしまいました。
なあんだ、と思った方もいるかもしれません。ごめんなさい。
だけど、大切なお子さんのためにも是非、お見知りおきを。
もっと詳しく時差ぼけについて書いています。
こちらの記事もぜひご覧ください。